出典:ポルコロッソ
ポルコロッソは福岡発の革製品ブランドだ。
日本国内のタンナー「栃木レザー」で作るオリジナルのレザーを使って作るこだわりの革製品が人気を集め、キーケースをはじめ財布からバッグまで幅広いアイテムを手掛けている。
そんなポルコロッソはダサいという評判は本当なのかを考察していく。
ポルコロッソはダサくない理由
ボディバッグはダサいという風潮のせい?
ポルコロッソがダサいと言われるのは、そのラインナップにボディバッグがあるから、という理由があるかもしれない。
筆者の仮説だが、ファッションインフルエンサーなどの考える「ダサいメンズバッグ」のイメージのせいで、ポルコロッソ以外にもレザーブランドが「ダサい」という風評被害にあっているのではないかと考えている。
このメンズバッグの中でとにかく嫌われているのが、ポルコロッソのメイン展開する商品にもある「ボディバッグ」である。斜め掛けをし、体に沿うようにフィットするタイプだ。
不評なのはレザーで切り替え配色が施されていたり色の組み合わせが微妙なデザインで、そもそも「おしゃれに興味がない人が、ラクだから持ってしまう」という前提がある。そこから転じて、ボディバッグそのものが悪者になっている雰囲気が感じられるのだ。
「レザーのボディバッグを作っている会社はダサいのでは?」という思い込みで見ている人は、もう一回ポルコロッソの商品ページをみてほしい。
さまざまなデザインがあるが、どれもいたってシンプルで、大人の男性でもスマートにスタイリングできるのではないだろうか。服装との組み合わせも大切だ。
クラッチバッグへの偏見?
ボディバッグ同様、ポルコロッソが展開している「クラッチバッグ」も印象が悪い可能性がある。チンピラ的な人が持っているイメージや、バブル時代のおじさんの印象が強い。
ただ、最近またこのクラッチバッグの人気が再燃中とのことで、チェックしてみてほしい。あわせて、選ぶサイズや持ち方にも一工夫するとトレンド感を出せるようなのでそこにも気を配りたい。
おじさん・おばさんぽい?
『ちょっと年齢層高め?』と、おじさん・おばさんっぽく見えないかを気にしている人が見うけられた。若々しさがなく、ダサい?という懸念である。
実際は、20代~60代まで幅広い年齢層に支持されるような飽きの来ないデザインが人気を集めている。つまり、自分の雰囲気に合うものをチョイスすれば年齢を重ねてもずっと使うことができる。
肩がけができるトートバッグはとても使い勝手がよいので,きっとよき相棒になると思います。早く、くったりしたよいバッグにしたいです
理想通りの無駄のないシンプルなデザインで本当に美しいです。お手入れしながら長く大切に使っていきます
と、いうように、長く使い経年変化を楽しみたいという声もある。
レザーは使い込むほどに味が出るので、長く使うのが楽しみになるのではないだろうか。
まとめ
ものづくりへのこだわりが随所に感じられ、シンプルなバッグには筆者も惹かれる。
ポルコロッソのアイテムは、時代を超えたデザインといえるだろう。